演繹法と帰納法の違い★とっさにどっちか思い出す方法

暮らし

「この件、演繹法的に議論してもダメでしょ。」

会議中、急にそんな発言があってフリーズしたことはありませんか?

プリズム
プリズミン

それ何だっけ?仲間に帰納法があった気がするけど、どっちがどっちだっけ?

今この記事にたどり着いている方は、とっさにどっちか思い出せず、確認中なんですよね(笑)

しばらくすると、また忘れちゃうと思いますので、簡単な覚え方も付けてご紹介します♪

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延々理屈をこねる演繹法、昨日見た鳥の色で今日の鳥の色を予想する帰納法

延々(えんえん)理屈をこねる演繹(えんえき)法

演繹法とは、風か吹けば桶屋が儲かる式の考え方です。

風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。大風が吹けば桶屋が喜ぶ。

出典:コトバンク

「風か吹けば桶屋が儲かる」は演繹法の欠点を体現したような例ですが、思い出しやすいので載せました。

演繹法
1.風が吹くと盲人が増える
2.盲人は三味線弾きになる
3.三味線作りのため猫が減りネズミが増える
4.ネズミが桶をかじるので桶屋が儲かる

と、前提からえんえん理屈をこねて結論を導き出す方法がえんけき法です。

三段論法とも言います。

「風か吹けば桶屋が儲かる」ことわざ自体の意味:意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすること。

昨日(きのう)見た鳥の色で今日の鳥の色を予想する帰納(きのう)法

例えば、旅行先でカラスばかり見たとします。

そこで

帰納法

  • 昨日見た電線の上の鳥は黒かった
  • ゴミ置き場にいた鳥も黒かった

→この地方の鳥は黒いんだな。じゃあ今日出会う鳥も黒だろうな。

と、個々の事象から全体を予想する、すなわちきのう見た鳥の色で今日の鳥の色を予想するのがきのう法です。

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演繹法にも帰納法にも欠点がある

例に挙げたのが、偶然にも(?)正しくない事象でした。

数学の証明問題の場合は「どっちを使おうかな?」と考えるところですが、会話の中で演繹だの帰納だのが出てくる時はたいてい「その結論は正しくないよ!」という指摘です。

となると、

「演繹法ではダメ」=前提が間違っている、途中の理論に飛躍がある

「帰納法ではダメ」=サンプルが少なすぎ、取り上げた事例が偏りすぎ、全体を把握できてない

ということになります。

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ついでに英語も

英語では演繹法はdeduction、帰納法はinductionです。

演繹法deduction

deは放出するイメージ、ductionはダクト(導くが語源)のことなので、英語圏では「真理(前提)の箱」から個々の事象がポンポン放り出されていくイメージなのでしょう。

帰納法induction

inは入るイメージ、ductionはダクト(導くが語源)のことなので、英語圏では個々の事象を「真理(全体)の箱」に放り込んでいるイメージなのでしょう。

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まとめ

  • 演繹法:えんえん理屈をこねて「風が吹けば桶屋が儲かる」と結論するのがえんけき法→否定されたら前提が間違っている
  • 帰納法:きのう見た鳥の色で今日の鳥の色を予想するのがきのう法→否定されたらサンプルが偏っている

です。

さあ、これで小難しい言葉を使う人がいても大丈夫!

本題の議論に集中できます♪